こんにちはAyumiです!
映画鑑賞が趣味で、年間で100作品以上を観ています。
とてもハートフルで元気が貰える作品を観たので記事にしました。
本記事では、映画「シェフ/三ツ星フードトラック始めました」について紹介します。
目次
シェフとしてのプライドを掛けた移動販売
この映画のあらすじは以下です。
一流レストランで料理長を務める主人公はある日、オーナーや評論家と喧嘩してお店を退職。傷心のまま故郷のマイアミで食べたキューバサンドウィッチに感銘を受け、料理の移動販売を思い立つ。息子や仲間の協力を得てフードトラックで再起する話。
「料理の腕は誰にも負けない」
そんな負けん気の強いシェフの物語でもあります。
自分の創作料理でお客様を満足させる
主人公のカールが料理を提供する上で大切にしているのことは「自分の料理でお客様を満足させること」です。
料理人として最も大事なことと言っても過言ではないでしょう。
しかし、雇われの身であるがゆえオーナーと喧嘩してしまい自らお店を辞めるという結果になります。
そんな対立した意見があり、雇われのみであるカールはオーナーの意向に沿った料理しか出すことができませんでした。
結果として、有名な料理評論家に「お客様に媚びた料理」と酷評されるんですね。
料理人としての心得を学ぶ
どんなに素晴らしい技術た素敵な信念があっても、表現することができなければ人には伝わりません。
そこで主人公カールは移動販売を思い立ちます。
そして協力してくれた息子に料理人としての心得を伝授していきます。
猪突猛進型で破天荒であるが、なんだか憎めない、、そんな主人公です。
ハチャメチャなカールですが、料理人としての信念はしっかりあります。
そのギャップにだんだん引き込まれていきます。
一流シェフの父親×最強広報の息子
カールがお店を辞めたのはオーナーと揉めただけではなく、SNSの炎上もあります。
「お客様に媚びた料理」と酷評した投稿にカールが反論したことで大炎上。
そして、料理評論家と口論している動画がSNSで拡散されてしまい、引き抜きの話があったにも関わらず、最終的には誰も雇ってはくれませんでした。
いくら実力があったとしても、ブランディング一つで大きな影響力があることがよくわかります。
息子は最強の広報!?
キャリアを失ったカールは一念発起し、キューバサンド専用のフードトラックを始めます。
息子も夏休みだったこともあり同行。
息子は立ち寄った町々で情報を自らSNSに投稿し、フードトラックの宣伝をしていきます。
まるで企業の広報です!
お店に足を運んだお客さんもSNSで情報発信をし、カールがいきいきと料理している姿も次第に伝わっていきます。
最終的に、以前カールの料理を酷評した評論家から出資を受け、自分のお店(実店舗)を持てるようになります。
カールの料理の腕や信念は変わっていないが、SNSを通してありのままのカールが伝わったからこそ、このような結果になたと考えます。
自分の信念を曲げず、好きを追求する!
主人公カールのように、いきなり今あるものを失うことがあるかもしれません。
だからこそ、自分の人生に責任を持って生きていくことがより大切になります。
本作品では、息子が父親の広報部の存在となり、カールの料理に対する思いや姿勢を周りの人々に伝えていきました。
いくら技術や熱い信念を持ていても、発信しなければ誰にも伝わりません。
自分の魅力や長所が周りに伝わるように、自らをブランディングする技術も必要かもしれませんね。
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