こんにちはAyumiです。
映画鑑賞が趣味で、年間100作品以上を観ています。
さて、先日下記のツイートをしました。
彼女の妊娠を機に進学を諦めたバスケ部のエース。冴えない30代となったマイクは妻と離婚の危機に。そんなある日17歳の自分に変身し高校生活をやり直す☝️
タイムスリップではなく、見た目だけ若くなった話。娘や息子と同じ学校で過ごしながら昔を思い出す。
ラストの妻に宛てた手紙のシーンは泣く😭 pic.twitter.com/ELqA1SZPdn
— Ayumint (@ayuupi0128) June 27, 2022
彼女の妊娠を機に進学を諦めたバスケ部のエース。冴えない30代となったマイクは妻と離婚の危機に。そんなある日17歳の自分に変身し高校生活をやり直す☝️
タイムスリップではなく、見た目だけ若くなった話。娘や息子と同じ学校で過ごしながら昔を思い出す。
ラストの妻に宛てた手紙のシーンは泣く😭
本記事では、映画「セブンティーン・アゲイン」について紹介します。
目次
人生2度目のハイスクールライフが与えたもの
この映画のあらすじは以下です。
1989年、17歳の高校生マイクは、バスケットボールの選手として活躍していた。将来を期待されていた彼だったが、恋人・スカーレットの妊娠を知り、夢を諦め、彼女との人生を選択する。しかしそれから20年が経つと、出世にも見放され、結婚生活も破綻、2人の子供たちからも馬鹿にされる日々。失意のうちに出身高校へと足を運んだ彼は謎の用務員に出会い17歳をやり直すことに。
タイムリープ系の話ではありません。身体は17歳ですが心は37歳のままです。
薬を飲んで身体が小さくなったコナンくんと同じ現象です。
17歳の一番いい時代に戻る
37歳の冴えない離婚直前の男が、17歳の一番いい時代に戻る話。
通う学校には娘と息子、そして妻とは息子の友人として再会するという斬新な物語です。
17歳の姿になるのは自分だけで周囲の環境は何も変わりません。
大人になってからでは見えなかった世界が17歳に戻ったことで見えたのかもしれないですね。
最後のシーンは感動的でした。
主人公ザック・エフロンがカッコいい
個人的な趣味で申し訳ないのですが、主人公のザック・エフロンカッコよすぎです。
同級生に彼のような人がいたら確実に一目惚れしちゃいます。
娘のボーイフレンド・スタンを打ち負かす時のバスケさばきは必見。
ザックファンではないのですが、「凄い!」と思ってしまいました。
高校生に戻ったことで気づく自分の不甲斐なさ
過去に戻る系の話は数多くありますが、自分だけ戻ってやり直すというのは新鮮です。
・今までいかに自分のことしか考えていなかったか。
・子どもたちのことを全然理解していなかった。
・やり直したかったのは妻も同じではないか。
高校生の姿に戻ったことで、マイクは本当に大切なことに気づきます。
自分のことしか考えていなかったマイク
バスケ部のエースであったマイクは、スポーツ推薦での進学がほぼ確実でした。
そんな矢先、現在の妻であるスカーレットの妊娠が発覚し進学を諦め結婚に至りました。
心のもやもやをずっと抱えていたマイクは、離婚寸前の妻と以下のようなやり取りをします。
エースとして活躍しチヤホヤされていた高校時代。
あの頃とは正反対の現実にうんざりしていたのでしょう。
勤務先でもトップの成績でありながら昇進は出来ず、娘や息子からも相手にされない。
「あの頃に戻れたら・・・」そう思うのも仕方がないのかもしれません。
子どもたちのことを全然理解していなかった
娘や息子から全く相手にされないマイク。
子どもたちがどんな学校生活を送っているのか知りませんでした。
17歳の姿で同じ高校に通うことで、ようやく子どもたちの苦悩を知ることになったのです。
■バスケ部員にいじめられていた息子
便座にテープでぐるぐる巻きにされていたアレックス。
その姿をみて17歳になった父マイクはこんな発言をします。
この時初めてアレックスが1年前からいじめを受けていたのを知ります。
■弟をいじめているバスケ部員と付き合う娘
弟をいじめていたバスケ部員はなんと娘の彼氏・スタン。
学校一の悪といっても過言ではない男に娘はぞっこん。
この複雑な関係をなんとか改善しようと、マイクは子どもたちを救うことに専念します。
やり直したかったのは妻も同じ
離婚をほぼ決めていた妻のスカーレットですが、ある言葉を聞いて気持ちが動きます。
17歳の姿で離婚調停の場に現れたマイク。
37歳のマイクの代理として妻にあてた手紙を読みます。
僕は大人になると自分を失い、失敗を君のせいにした。今君は離婚を望んでいる、僕は嫌だ。でもたぶん僕の愛は君を手放すこと。(一部抜粋)
好きだからこそ、大切に思うからこそ、これ以上妻を苦しめたくないと感じたのでしょう。
「僕の愛を君を手放すこと」
この言葉が最高にカッコいいです。
人生はやり直しが効かない、だからこそ今を大切に
コミカルなストーリーでありながら、その中には夫婦関係や学生時代の過ごし方、父親としてのあり方等、様々なメッセージが含まれています。
特に印象に残ったシーンを紹介します。
①保健の授業で17歳のマイクが語った家族の大切さ
②ずっと支えてくれた妻への愛の言葉
①保健の授業で17歳のマイクが語った家族の大切さ
性教育の授業で、先生がコンドームの大切さを語り生徒に配るシーンでのセリフ。
言葉の中身が素敵というのもありますが、マイクの想いが込められたセリフというのもあり好きです。
「できれば結婚後に」のセリフには、マイクが学生時代に若気の至りで妊娠させてしまった後悔が含まれています。
「失恋をしても」には、悪い男と付き合う娘を好意的に感じず、間接的に別れることを示唆しているように思います。
②ずっと支えてくれた妻への愛の言葉
ラストシーンでのセリフです。
今まで自分が一番と考えていたマイクですが、高校生に戻ったことで本当に大切なことに気づきます。
この言葉に全てが詰まっています。
あの頃に戻れたら・・と誰もが思うけど
「あの時別の道に進んでいたらどうなっていただろう」
誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
しかし、そんな後悔の念に駆られているばかりでは人生はもったいない、目の前のことにしっかり向き合おう。
そんなメッセージがこの映画に込められているように思います。
「あの頃に戻れたら・・・」そんな思いを抱えている全ての人に捧げたい作品です。
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