Netflix「フィジカル１００ シーズン２」最も完璧な肉体美を持つ強者は誰だ！？

こんにちはAyumiです！

Netflixで独占配信中の「フィジカル１００ シーズン２」を鑑賞しました。

MBC（文化放送）プロデューサーのチャンホギによって制作された韓国のリアリティコンペティションサバイバルゲーム。

強靭な肉体を持つ１００人の参加者が名誉と賞金をかけて闘う韓国のリアリティ番組です。

最終的には最強の１人を決めるのですが、ゲームの中盤ではチーム戦を行い、潜在的な競争者が協力者として仲間になる場面もあります。

チーム長がチームメンバーを選ぶ過程やクエストごとに立てられる戦略などがユニークに描かれているので、ただの筋肉自慢番組ではありません。

ということで、Netflix「フィジカル１００ シーズン２」についてまとめていきます。

Netflix「フィジカル１００ シーズン２」あらすじ

本作品の概要は以下です。

力自慢の１００人が集結し、最強の１人を決めるべく過酷なクエストに挑むサバイバルゲーム。脱落者は自らのトルソーを破壊し去っていく。参加にあたって、年齢、性別、国籍、職種は関係ありません。“パーフェクト”な肉体の持ち主は誰か・・・？

映画さながらの豪華セットで繰り広げられる過酷なバトルが世界中で注目を集め、シーズン１は、リアリティ番組としては初のNetflix TV番組部門（非英語圏）で１位を獲得しました。それもあって今回シーズン２が制作されたんですね。

強靭な肉体を持つ１００人、ですが中には売名目的では・・？と言いたくなるボディの方もいます。

やはり割合的にはスポーツ選手が多く、元/現韓国代表の比率は全体の３０％にも及びます。

▼Netflix「フィジカル１００ シーズン２」予告編はこちら

究極の肉体美とはなにか？

「筋肉は嘘をつかない」そんな言葉を聞いたことがあるでしょう。

筋肉は鍛えれば鍛えた分だけ成長し、逆に何もしなければ衰えていく一方です。

日々の行いがそのまま肉体に現れるといっても過言ではありません。では、「究極の肉体美」とはなにか。

その問いに向き合ったのがこの番組であり、自ら身体を鍛え上げてきた１００人の参加者たちに様々なクエストを与え競わせます。

最後の一人になった優勝には「究極の肉体」という名誉と賞金３億ウォンが与えられます。

Netflix「フィジカル１００ シーズン２」の見どころ

「フィジカル１００ シーズン２」の見どころを箇条書きします。

・クエストの種類が豊富（1on1や集団競技、チーム戦など）
・女性参加者の肉体が男性を匹敵する程凄い
・圧倒的な世界観を表現した豪華セット
・戦略次第では女性も男性に勝てる
・イカゲームさながらのサバイバル感
・筋肉バカは勝てない、体力・知力・意志力・精神力すべてが試される

ざっと、こんな感じでしょうか。

映画さながらのスタジオ豪華セット

「フィジカル１００」を最初に見たとき、リアル版イカゲームだなと感じました。

賞金をかけてサバイバルゲームを行う点は同じで、大きな違いは人が死ぬか否かという部分。リアルで死んだら大変ですからね・・・しかし、命がけでゲームをしているような緊迫感はあります。

クエスト１で驚くのはやはり、映画さながらのスタジオセットでしょう。オリンピック選手、ボディビルダー、軍人といった強靭な肉体を持つ人々が集められ、過酷なクエストに挑みます。

クリアできなけば即退場。自らの胸像をぶち壊して去っていきます。

セットだけではなく、映像や音楽の全てが番組をドラマチックに演出するので、通常のバラエティとは一線を画したつくりになっています。

身体の大きさや性別を超えた闘い

Netflix「フィジカル100 」

この番組の一番の見所といっても過言ではない、女性参加者の奮闘ぶり。

男性だろうが女性だろうが関係なく同じ参加者として、ハンデなしで共に闘います。

肉体バトル系のゲームでは、圧倒的に女性が不利だと思われがちです。確かにそうなんですが、必ずしも女性が男性に負けるというわけではありません。

戦略次第では女性も勝つことができる、単純な怪力バトルではない点が、この番組の最大の面白さでもあります。

例えば、１on１でボールを奪い合う第２のクエストでは、男性vs女性のバトルもあります。ハンター・リーとMMA選手シム・ユリが闘うシーン。

「どうせなら強い人と戦いたい」とユリ自ら志願したバトルですが、結果は女性が勝利。まじで面白い３分間なので絶対に見て欲しいシーンです。（シーズン２-2 格上）

筋肉バカは勝てない

身体が大きく力が強い人が勝ち進んでいける番組であれば、ここまで人気はでなかったと思います。

もちろん体格が大きく力がある人が有利なクエストもあります。しかし、他のクエストでは小柄で俊敏な人が有利になる場面もあります。最後まで、誰が優勝するのかわからない面白さが、この番組の魅力なのだと考えます。

日本でも「SASUKE」や「筋肉番付」など肉体ナンバー１を決める番組はありますが、中盤あたりで優勝者が予想できてしまい面白さに欠けるんですよね。圧倒的に強い人は、見ていて面白いですが、他の参加者の印象が薄れてしまいその人だけの番組なってしまう。

このもどかしさを解消したのが「フィジカル１００」な気がします。

肉体も経歴も異例の１００人！注目の参加者を紹介

年齢、性別、国籍、職種は様々ですが、それぞれが異なる方法で自分の肉体を磨き上げてきた誇り高き参加者です。

魅力ある方がたくさんいるのですが、その中でも印象に残った参加者５名をピックアップします。

１．アモティ
２．ホン・ボムソク
３．キム・ドンヒョン
４．イム・スジン
５．シム・ユリ

それぞれの参加者の特徴を詳しく書いていきます。

１．アモティ

Netflix「フィジカル100 シーズン2」

シーズン２で一番の推しです。

フェミニンな顔立ちでありながらバキバキの肉体。このギャップがたまらんです。

アモティはクロスフィッターとしての経験を生かして、シーズン２に登場。

フィットネスYoutubeチャンネルや有酸素運動能力、筋力トレーニング能力でキャストの間で人気があります。

クロスフィッターであるアモティはまさに万能で何でもこなせる人という印象。バランス型でありながら、どのパラメーターも突出してるので、「フィジカル１００」に最も相応しい人物といっても過言ではありません。（※個人的感情ありありです）

【SNS】
Instagram：＠amottivation

２．ホム・ボムソク

Netflix「フィジカル100 シーズン2」

「フィジカル１００ シーズン１」にも参加したホム・ボムソクがシーズン２にも登場。再び自分の価値を証明するために戻ってきました。

シーズン１では早い段階で脱落してしまいましたが、シーズン２ではかなりの奮闘ぶりを見せます。

彼は、大韓民国の元特殊部隊兵士としての経歴を持つ多才な人物。２０１７年に軍曹を退役後、消防士および救助専門家に任命されています。

「フィジカル１００」ではまず始めにプレクエストミッションが行われます。

出場者間のランキングを決めるために行われるクエストで、何か他の競技で有利になるというものではありません。

序盤からガンガン功績を叩きだすボムソク。The 男臭がしないのに、力強くて美しいというまさに女性の憧れに注目です！

３．キム・ドンヒョン

Netflix「フィジカル100 シーズン2」

キム・ドンヒョンは、韓国のエンターテイメントファンなら誰もが知っている超有名人。

彼は日本と韓国で格闘家としてのキャリアをスタートし、その後UFC（Ultimate Fighting Championship）のウェルター級に韓国初のファイターとして参加。

格闘技に関しては、柔道、テコンドー、パプキドー（韓国の武道）の訓練を受けています。

【SNS】
Instagram：@stungunkim

４．イム・スジン

Netflix「フィジカル100 シーズン2」

ホム・ボムソク同様シーズン１にも参加したイム・スジン。彼女をひと目見た人は一生忘れないと思います。

IFBB（International Federation of Bodybuilders）フィギアプロ。

シーズン１の初登場シーンから目が奪われました。正直、イム・スジンの活躍ぶりはどうでもよくて少しでも長く彼女を観たいがために「何とか残ってくれ！」の毎回祈ります。

女性でもこんな肉体になれるのか！？常識をぶち壊すような彼女の肉体美に尊敬以外の言葉が見つかりません。

【SNS】
Instagram：＠lim_flower

５．シム・ユリ

Netflix「フィジカル100 シーズン2」

かつてはRoad FCチャンピオンであり、現在RIZIN FIGHTERであるシム・ユリ。

身長１６８cm/体重４８kgという細身でありながら、さすが格闘家！！自ら男性に挑む姿勢に着目です！

「フィジカル１００」ではおなじみの１対１のデスマッチ戦で大奮闘を見せます。

プレクセスとミッションで上位に入った５０人は自ら対戦相手を選出することででき、シム・ユリは対戦相手にハンター・リーを選びます。「どうせなら強い相手と戦いたいから」とのこと。

クエスト１は、時間切れになる前にメディシンボールを持っている方が勝ちというルール。体格や力が大きい方が有利ですが、戦略次第では女性も男性に勝てるということを証明します。

【SNS】
Instagram：＠yuri_94

参加者たちの奮闘ぶりが熱い！！！！

筋肉自慢の１００人の男女が生き残りを賭けてバトルをする「フィジカル１００」

日本の「SASUKE」や「筋肉番付」とは、似て非なるものです。優勝者が中盤で予想できてしまうや人気参加者にスポットがあたり他の参加者の印象が薄れるなど書きましたが、他にも「フィジカル１００」は音楽や舞台設計に凝っている点も大きな違いだと感じます。

演出の部分も凄いので、ゴリマッチョがたくさん出てくるのに汗臭くないんです。むしろ美しいのです。

実際に「イカゲーム」の音楽監督や、映画「パラサイト」の衣装監督、そしてBTSのライブを手掛けた美術監督も制作に携わってるそうです。スケールの大きさが違いますね、さすがNetflix。

大人が本気で闘う姿は美しい

参加者はそれぞれの分野で一流の人たちとはいえ、体格の大きな男性が俊敏な動きが求められる競技に参加したり、小柄な女性がゴリマッチョと対決したり、専門外の競技に挑戦したりと、明らかに不利な闘いでも全力で取り組む姿に誰もが感動するでしょう。

ただ面白いというだけではなく、「自分も頑張ろう！」と思わせてくれる番組です。

「フィジカル100 アジア」の制作も決まったようなので次回が楽しみですね。より強靭な肉体と精神を持った猛者が集結するのを期待しています。