※本記事はプロモーションを含みます

これぞ世界的アーティスト「ビートルズ」が実現したかった世界【イエスタデイ】

こんにちはAyumiです!

映画鑑賞趣味で年間100作品以上を観ています。

さて、先日下記のツイートをしました。

歴史上から「ビートルズ」が消えた世界で一念発起する売れない音楽家の話。盗作で一時有名になるが、名誉の為に活動を続けることに疑心暗鬼になる主人公の葛藤が面白い。誰が歌っても人々を魅力するビートルズの楽曲の素晴らさと人生の幸福とは何か、を教えてくれる作品✨

本記事では映画「イエスタデイ」について紹介します。

ビートルズがこの世から消えた!?

この映画のあらすじは以下です。

売れないミュージシャンの男がある日交通事故にあい、目が覚めると歴史上からビートルズが存在しない世界になっていた。彼は自分の作品としてビートルズの楽曲を披露し人々を魅了するが、名誉のために行っている自身の行動に悩んでいく。人生の幸福とは何かを次第に知っていく作品。

「もしもビートルズがこの世にいなかったら・・・」

かの有名なビートルズがいない世界という設定が面白いです。

そして、ビートルズの影響を受けた有名ロックバンド「Oasis」やその他数多くのミュージシャンやカルチャーもこの世から消えています。

【見どころ】シンガーソングライターのエド・シーランが重役で登場!

盗作してもわからない

もし自分が売れないミュージシャンで、ビートルズを知っている人が自分だけだと知ったら、やることは一つです。盗作・・・

ジャック
ビートルズの名曲を自分の楽曲として披露しよう!

彼の弾き語りに世界中の人々が魅了されていきます。

本当は自分の楽曲ではないのに、どんどん有名になっていく自分に一度は満たされていきますが、次第に猜疑心が湧きます。

ジャック
盗作とバレるんじゃいないか。
ジャック
こんなことでいいのか・・・?
視聴しているこっちまでハラハラする内容です。

 

モノだけではない、この世界から消えたもの

この作品では、ビートルズ以外にも消えているものがたくさんあります。

先述したアーティスト然り、「コーラ」「タバコ」「ハリー・ポッター」です。

これらの共通点はよくわかりません。そんな中、意外と気づきにくいあるモノも消えているのです。

それは、マイナス思考です。

全体を通して振り返った時に気づくものですが、以下のシーンでわかります。

・ビートルズの楽曲盗作に対して感謝している
・ジャックのアルバム会議で皆が賛同してる
・エリーの彼氏の諦めの良さ

それぞれ書いていきます。

ビートルズの楽曲盗作に対して感謝している

主人公・ジャックは、自分しか知らないをいいことにビートルズの楽曲を盗作していました。

そんな折、ビートルズを知る人物が現れます。

ジャック
あ・・やばい・・

この世の終わりくらいのドキドキでしたが、「ビートルズを世界に広めてくれてありがとう」とむしろ感謝されます。

決して彼を責めないハートフルなシーンです。

 

ジャックのアルバム会議で皆が賛同

ジャックのデビュー・アルバム会議で、プロデューサーがアルバムタイトルを決めるシーンがあります。

大々的に発表されたタイトルに、何十人といる社員は全員称賛。

誰も意見を言わず拍手して決まるという、ちょっと不気味なシーンです。

 

エリーの彼氏の諦めの良さ

エリーは当初、ジャックのプロモーションも手伝ってくれた地元プロデューサーです。

彼に対して想いはあったものの、ただの仕事仲間としか見てくれないジャックにがっかりしていました。

そんな彼女は別の男性(キャビン)とお付き合いを始めますが、それをしったジャックは嫉妬。

Ayumi
なんとわがままな男!!!

最後のライブシーンで、ジャックはエリーに想いをぶつけ2人は結ばれます。

そしてキャビンは、すんなり彼女を諦めるのです。

 

Ayumi
こんなうまい話あるか!?

と思いましたが別の視点で捉えると、これはビートルズが表現したかった世界を体現しているのではないかと考えました。

ビートルズが実現したかった世界

ビートルズの楽曲はハートフルなものが沢山あります。

この映画で、マイナス思考が消失したのは「愛に溢れた世界」を表現したかったからだと思います。

そしてそれはビートルズが実現したかった世界ではないかと。

事実、ビートルズは平和論者であり、愛と平和を音楽で表現したアーティストです。

想像してごらん、全ての人々が平和に暮らしていると。

アメリカで人種差別反対や反戦運動が盛り上がっていた1971年に発表した「イマジン」のフレーズです。

誰にだって過ちはある、それを許容できるか。

誰にでも生きていたら失敗や過ちはあります。

決して他人事ではないし、それを許してくれた暖かい人々は誰の周りにもいるのです。

それこそが「愛」だと。

他人の過ちを許し、前向きに捉えることが愛だとビートルズは言っているように感じます。

ayumi
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