こんにちはAyumiです！
映画鑑賞が趣味で年間で１００作品以上を観ています。
今回の記事では映画「プーと大人になった僕」について紹介します。
ディズニー人気キャラクター・くまのプーさんの実写版です。
目次
アニメ版「くまのプーさん」ってどんな話？
実写版の話の前に、クマのプーさんのアニメ作品について。
ストーリーご存知ですか・・・？
くまのプーさん完全保存版
ストーリーをよく知らない人案外多いと思います。
プーさんのお話はいくつかあるのですが、大筋を理解するには１本の映画で十分です。
９０分程の長編映画ですが、３つの短編映画を繋ぎ合わせた作品になっています。
・プーさんと大あらし
・プーさんとティガー
完全保存版では、それぞれ繋ぎシーンを入れて構成されています。
なので、これらの作品を別々に観ても問題ありません。
くまのプーさん／完全保存版 MovieNEX/Ｂｌｕ−ｒａｙ Ｄｉｓｃ/VWAS-6494
悩める大人にこそ観てほしい「くまのプーさん」
くまのプーさんに登場する キャラクターはみな個性的。
人気キャラクラーがたくさんいるのも納得なのですが、その中でも私はイーヨーが好きです。
悩める大人にこそ「くまのプーさん」は観てほしくて、そして大人にこそイーヨーの魅力に気づくのです。
考え過ぎないを教えてくれる
「プーさんとはちみつ」の中でこんなシーンがありました。
尻尾が取れたイーヨーのお尻にクリストファー・ロビンが釘で付け直すところがあります。
そこでクリストファー・ロビンはイーヨーに
と問いかけます。
その問に対してイーヨーはこう答えます。
どうせまた取れるんだから尻尾の位置なんてどうでもいいと答えるんですね。
ちょっと投げやりな感じもしますが、そこがイーヨーの魅力。
鬼気迫るシーンでも、ゆったりと時に身を任せる感じが観てて落ち着きます。
”何もしないことをする”という言葉は一番合うキャラクターだと思います。
「プーと大人になった僕」あらすじ
本作のあらすじは以下です。
100エイカーの森に住む親友のくまのプーや仲間たちと別れてから長い年月が経った。大人になったクリストファー・ロビンは、かつての親友くまのプーと偶然の再会をする。プーの一声から１００エイカーの森へ向かったクリストファー・ロビンは、仲間たちとの再会の喜びと懐かしい日々を感じながらも、仕事に戻らなければならないことを思い出す。急いで会社に戻ったクリストファー・ロビンは１００エイカーの森に忘れ物をしてしまう。プーと仲間たちは、クリストファー・ロビンが忘れてしまった、本当に「大切なモノ」を届けるためにプーと仲間たちは１００エイカーの森を飛び出していく。
主人公は大人になったクリストファー・ロビンです。
クリストファー・ロビンが１００エイカーの森を去る時に、プーと交わした約束です。
映画「プーと大人になった僕」は、「くまのプーさん」で２人が約束を交わした感動の別れの後、大人になってロンドンで暮らすクリストファー・ロビンとプーの奇跡の再会からスタートします。
心の寂しさを感じる大人たち
本作を観ながら、大人になったクリストファー・ロビンに自身を投影していました。
”もうあの頃とは違うんだ・・・”と言う彼の気持ちが痛いほどにわかる。
だからこそ、純粋な気持ち心で一緒に遊ぼうよと誘うプーをみて心が締め付けられる思いでした。
私自身、子ども時代大人になることはとても格好いいものだと思っていました。
今よりもずっとお金があって、権力もあって、何でもできるんだと。
しかし、実際に大人になると「それ」は違って、いつも心のどこかで寂しさを感じるようになっていきました。
映画の中のクリストファー・ロビンも同じだったんじゃないかと思います。
何もしないことが、とても素敵な何かに繋がる
クリストファー・ロビンが”１００エイカーの森”を去る時に、プーと交わした約束は「ぼくのことを忘れない。」
実はこれ、もうひとつプーと交わした約束があります。
それは「何もしないをすること」
実写版映画の中でもとても大切なワードになります。
この言葉は「くまのプーさん 完全保存版」のラストで、クリストファー・ロビンとプーが世界で一番好きなことについて話すシーンで語られています。
やるべきことに追われている大人
私たち大人は常に”やるべきこと”に追われている。そんな気がします。
仕事中心の毎日で辟易している人が多いのではないでしょうか。
それは映画の中のクリストファー・ロビンも同じですね。
・子どもの頃と同じように生きてはいけないんだ
・大人になるということは何かを犠牲にして生きること
そう考えている人も少なくないでしょう。
しかし、本当にそれで良いのでしょうか。
このように一度立ち止まって考えてみるのも大事だと思います。
今、自分が何を大切にすべきか、何が好きで何を幸せと感じているか。
”何もしないこと”で見えてくることが必ずあるはずです。
本当に大切なものは何か
映画「プーと大人になった僕」は、悩める大人にこそ観てほしい作品です。
私自身、涙する場面もたくさんありました。
生きていく上で本当に大切なものは何か、幸せとは何か。
改めて考えるきっかけをくれます。
単なるファンタジー作品ではありません。
気になる方はぜひご覧になられてはいかがでしょうか。
